目的にあった教材を選びましょう。
・文法と同時進行で進めましょう
・中1レベルの文法をやっているときには、文法テキストに書いてある単語のみやりましょう。
・中2レベルに達したら、単語が覚えられるテキストを追加しましょう。
英語をやり直して「日常英会話」が目標なら、
TOEICの単語帳には手を出してはいけません。英検3級や準2級の方がよいです。
基本単語が覚えられる本や教材を選びましょう。
記憶に残りやすいテキストの特長
基礎ができるまでは
何百〜何千個と単語を丸暗記するよりも、
基礎単語を「読めて・書けて・使える」ことを目指しましょう。
覚えやすいテキストは
・単語を表すイラストや写真が見れる
・単語の音声が聞ける
・例文が載っている
・「今の文法レベルですぐに使えそうな単語」である
中学英文法をやっているなら、
身の回りの物、基本的な動詞と形容詞が必要です。
意味を日本語訳のみで覚えると後で痛い思いをします(経験ありです)。
知っていると使えるは違います
単語には「パッシブ語彙」と「アクティブ語彙」があります。
日本語で単語の意味を言えて知っているのですが
使えないという生徒さんを見かけます。
特にexpectという単語がその例です。
「期待する」という意味で覚えている人が多いのですが、
日本語の「期待する」はポジティブのイメージですよね。
実際は、プラスもマイナスも両方のことに使います。
《★【解説】かなりの確信と理由を持って事が起こるであろうことを予測する時に用いるが、よいことの場合には期待する、悪い場合には予想するの意にもなる》
https://ejje.weblio.jp/content/expect
使えるところまで持っていくには、
日本語の意味だけ知っていても「アクティブ語彙」にはなりません。
単語の詰め込み型ではない覚え方をするため
初級(中2レベル)の方におすすめなのはこちらです。
音源を聴きながら音読して単語の意味をイメージさせます。
スマホですぐに音声が聞けます。

読み書きが得意?な日本人の弱点
単語を見て覚えることに集中している人が多いですのですが
どうなると思いますか?
覚えやすいテキストは
・知っているけれど声に出して読めない
・スペルの似た単語と混同してしまう
・自信が持てないので使えない
中学英語を学び終わったばかりの高校生を
教えることがあるのですが、
単語を知っているけれど声に出して読めない人がたくさんいます。
現役の学生さんですらこの状態なのです。
英語にブランクがある社会人は
かなり音源を意識的に使っていただきたいです。