英語を上達するには続けることが大切です。今回は続けるコツについてお話しします。
「英語学習が苦痛で仕方ない」と言っていませんか?
この言葉が自然に出ている人はまだモチベーションに頼っています。
英語で結果を出すには、どうしても一定期間続ける必要があります。

モチベーションとは何?
モチベーションとは「動機づけ」とも言われるように、「人が行動する要因」のことです。「やる気」という言葉も同じような感覚で使われています。英語学習においても「学習意欲を高める」ことを「モチベーションを上げる」と言うことが多いです。一般的に、モチベーションには2種類あります。
動機づけの2つのタイプ
「内発的動機づけ」:やりたいからやる
「外発的動機づけ」:〜のためにやる
英語を学ぶ人もこの2つのタイプがいます。
例えば、「英語で日本を訪れる外国人のサポートがしたい」と言う人もいれば、「仕事で上司の評価を上げるため」と言う人もいます。前者が「内発的動機づけ」、後者が「外発的動機づけ」ということになります。

特に成果が目に見えにくい場合は「外発的動機づけ」挫折率が高くなるので、
自発的な「〜をやりたい」という目標も盛り込んだ方が英語が続きやすくなります。
モチベーションに頼らない方法とは?
そもそも、モチベーションは下がるものと考えることから始めましょう。
逆に「自分に合った方法で継続」さえできれば、
英語を上達します。
例えば、日常生活で毎日必ずやっていることはありませんか?
「歯磨き」が良い例です。私たちは、食事の後や寝る前に歯を磨いてから寝ることが習慣になっています。
特に「歯を磨くのが苦痛で」と言っている人は大多数ではないように思います。
そうは言っても、
新しいことを習慣にできない人が多いのも事実です。
私もその一人でした。
もう何年も前ですが、
何をやっても挫折が続いていました。
中小企業診断士、簿記、臨床心理士、アロマのセラピストなど
あらゆることに挑戦しても続けられませんでした。
自己肯定感は誰よりも低かった時期がありました。
そんなとき、コーチングの専門の方にアドバイスを頂きました。
「朝、何かを1つ習慣にする」ということでした。
英語のキャリアの話でしたが、内容は「皿洗い」と「靴を揃える」ところからスタートしました。
半信半疑でしたが、「夜洗ったお皿を朝片付ける」ということ一つに絞りました。
2〜3分もあれば終わります。
これならできるとやっていたら1ヶ月弱で習慣になりました。
続けてみると、淡々とこなせるではないですか?
大袈裟なモチベーションUPの作戦も不要です。
毎日やる方が楽ということに気づいてから、
語学学習でも成果が出るようになりました。
「内発的動機づけ」と「習慣化」の合わせ技
✅ 目標は「やりたいからやる」というフレーズにする。
✅ 週1回ではなく毎日やった方が継続しやすい
✅ 他人がうまく行った学習法ではなく、自分に合った方法を続ける