
英検を受けたいのですが、従来型のペーパーテストとS-CBTのどちらがいいですか?
S-CBTは1日完結型
従来型の英検テストは、一次試験(リーディング、ライティング、リスニング)が合格して初めて二次試験(スピーキング)が受験できます。
S-CBTは一度に4技能すべての試験を受けることができます。学校や仕事が忙しいという方にはS-CBTが便利ですね。
試験の順番が異なる

試験の内容は同じですか?
テストの問題数やレベルは全く同じです。ただし、順番が異なります。
従来型(ペーパーテスト)
1
リーディング
解答用紙(マークシート形式)
2
ライティング
解答用紙(手書き)
3
リスニング
解答用紙(マークシート形式)
4
一次試験合格!
二次試験の会場の案内が送付される
5
二次試験 スピーキング
英語による面接
S-CBT(会場でPCを使って受験)
1
スピーキング
ヘッドセットで質問を聞く、PCでクリック操作、マイクで録音
2
リスニング
ヘッドセットで音声を聞く→モニターで選択肢を読む→PCで答えをクリック
3
リーディング
モニターでパッセージと問題を読む→PCで答えをクリック
4
ライティング
解答用紙に手書き
CBTではスピーキング試験が最初にくるのが特徴です。また、リスニングとリーディングはPC上で自分の選んだ答えをクリックする必要があります。
S-CBTが向いている人

どんな人がS-CBTに向いているのですか?
- 忙しくて従来型テストの日に受験できない
- 1日に4技能すべてを受験したい
- できるだけ何回も受験したい
- スピーキング対策が既にできている
- 対面のスピーキングテストが苦手
- 受験会場を指定したい
- PCで長文や問題文を読むことに抵抗がない
- PC操作に抵抗がない
- 問題用紙が貰えなくてもOK
S-CBTを受験された生徒さんの話を聞くと、「会場を選べる」そして「何回も受験したい」という理由で選ばれた方が多いようです。
従来型の英検テストが向いている人

従来型のテストの方が有利な点はあるのですか?
- リスニングが苦手
- リーディングにスラッシュや下線を書き込みたい
- 問題用紙を持って帰って自己採点・弱点分析したい
- PC画面で英文を読むのに抵抗がある人
- PC操作に自信がない
- 時間に余裕がある
- スピーキング対策がまだできていない
- 初めての級を受験する
- CBTのスピーキングで横の人の声が気になってしまう
初めて受験する人は従来型を受験すれば問題用紙がもらえます。実際のテスト環境での自分の弱点分析などができるのは従来型テストならではです。また、S-CBTでリスニングができなかったという方は、従来型に切り替えて合格されるケースが多いです。問題の先読みと書き込みが容易にできるので、従来型のペーパーテストが有利です。