今回は、英検®︎準1級二次試験(スピーキング)の
4つある質問のうち第2〜4問目についてです。

スピーキング攻略の鉄則とは?
対策の基本は「想定される設問の答えを準備しておく」です。
英検®︎準1級のスピーキング対策にはコツがあります。
スピーキングが苦手という人に限って
本番でゼロから答えをひねり出す練習をしています。
事前準備しているはずが、
練習すればするほど不安になっていきます。
答えを準備する方法
英検®︎準1級のスピーキングテストの問題パターンは以下のようになっています。
よく出題する問題形式「Should 〜?」を例に解説してみましょう。
「〜すべきか」を問う問題
例えば下記の問題をご覧ください。
学校や家庭での子どもや学生に対する教育がテーマです。
No. 2 Should more be done to warn children about the dangers of smoking?(バーチャル二次試験 準1級)
準1級の過去問・対策|英検|公益財団法人 日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/grade_p1/solutions.html
「子どもたちに喫煙の危険性について警告するために、
もっと多くのことが行われるべきか?」
という設問に対して、必ずYES/NOの立場表明をしましょう。
アプローチ① 「いいえ。多くの(ほとんどの)学校/親/子どもたちがすでに〜している」
「既に取り組みが行われている」あるいは「既に子どもたちが認識している」ので必要がないという考え方です。
No. 2 Should more be done to warn children about the dangers of smoking?(バーチャル二次試験 準1級)
準1級の過去問・対策|英検|公益財団法人 日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/virtual/grade_p1/
長めのセンテンスなら2つ、短めなら3つくらいを想定して回答を作ります。
アプローチ② 「はい。子どもたちはまだ〜について十分な教育を受けていない(〜について知らない)」
Most children do not receive enough education on this issue. As a result, they don’t know how harmful smoking can be to their health. I think schools should offer special classes about it.
このように過去問の問題を使って、両方の回答のアプローチを作っていきます。
分野別にざっくりとしたテンプレートを作る
上記で紹介したアプローチを過去問の問題を使って作成していきます。
「教育」「ビジネス」「環境」のように分野別でまとめると、パターンが見えてきます。
そこから、自分用のテンプレートを作ります。ただし、回答をひたすら暗記するというよりは「回答の出だしを固める」てざっくりと方針を作る方が本番で成功しやすいです。
例えば、「環境」であれば、「Global warming is becoming a serious problem.」でスタートすると決めておく。このように、ざっくりとしたテンプレを作って覚えてみましょう。