英検学習と英会話力の話についてお伝えします。

英検は読んで聞くだけのテストではない

英検は4技能のレベルを測るテストです。インプットのみのTOEIC L&Rテストとは違って、アウトプットを求められます。一時試験ではライティング、二次試験では英語面接があります。

つまり、英語で意見を述べる練習ができるのです。
しかも、自分のレベルに合った級を一つずつ取得していけば、無理なくレベルをあげていくことも可能です。

ライティングが会話に役立つ!

「英語は即実践だ!」という人もいますが、それは現実的でしょうか?

普段から英語を使える機会がある人はまだしも、ほとんどの人は英語環境がない状態で英語力を伸ばさなければならないのが現状です。

「英検準1級®︎で求められるライティング・スキル」はどのようなものでしょうか?

・意見と理由を説明するスキル

・結論(自分の意見)を先に言って、理由と事例を説明する

・自分の経験について述べる

日本人は「結論を最後まで言わない」ことから、ネイティブスピーカーには意見が伝わりにくいことが多いです。

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Aさん
自己紹介や簡単な挨拶はなんとかなっても、深い話になると真っ白になってしまいます。

英検®︎準1級のライティングは社会的なトピックについて意見を聞かれます。

エッセイを書く際に、自分の意見を論理的に組み立てなければなりません。2級よりも社会的な話題を聞かれるので、ちょっとしたニュースなどについて英語で感想を述べたりするのに似ています。トピックも環境・仕事・文化・教育など幅広い内容をカバーできます。

ライティングのよいところは口頭ですぐに話す必要がないところです。また、書いて練習することによって、表現が記憶に残りやすいのもよいですね。

日常会話からさらに深く話せるようになりたいと思っている人は、準1級ライティングにぜひ挑戦してください。