英検対策レッスンの依頼でよくある、独学で3回不合格になってから体験レッスンで相談にくるケースです。数多くの英検直前対策を行なってきた講師が思う「不合格になる人の共通点」についてお話しします。若干、耳が痛い話かもしれません。

時間を測らずに問題を解いている

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Bさん
過去問も問題を覚えるくらいやっているのですが、どうしても合格点に達しません。

リーディングはほぼ満点なのになぜか合格できないという方がいます。よくよく聞くと、長文に時間をかけすぎていて、語彙や英作文の問題に時間がかけられていない可能性が高いです。英検はバランスよくスコアを取っていく必要があります。長文を全部読んで正解を出したとしても、英作文が雑になってしまい語数が足りなくなってしまうなんてこともあります。

【リーディングの練習方法】

  • まずは時間制限なしに解いてみて、どのくらい時間をかけているのかを測ってください。
  • 目標解答時間を設定します。初めは現実的な時間にしましょう。
  • 目標がクリアできたら、徐々に短くしていきます。

コツは解く手順を決めることです。毎回同じ順番で取り組めると解答時間を予測できます。

オンライン英会話で毎回別の講師に習っている

講師によってアプローチは異なるものです。毎回新しい勉強法を教えてもらって、やる事を頻繁に変えているとしたら要注意です。ある程度、同じやり方で取り組む必要があります。

また、大手のオンラインの講師には生徒を合格させたいという熱意や責任は一切ありません。意外とここが大切で自分の弱点を理解した上で、熱意を持ってアドバイスしてくれる人に習うことをお勧めします。

期限を決めていない

「いつか準1級を取りたい」と言っている人ですぐに結果が出る人は少ないです。「不合格になってもいい」という甘えがあるからです。逆に本当に合格しないと人生に影響があるという状況の人は、短期間であってもメキメキと力をつけていきます。

お金をかけたくない

不都合な事実になりますが、「安く済ませよう」と思えば思うほどお金と時間がかかるのが語学です。

本当なら
「短期集中でやる→早く合格できる→次のステージに進める」
というのは明らかです。

覚悟を決めて取り組めるかどうかにかかっていると思います。

自分の弱点を知らずに勉強している

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Aさん
もう2年も準1級の勉強をしています。

なんとなく続けているのですが、何ができていて何が弱いのかを知らないという人が多いです。客観的に力を測って分析をすれば、今やるべきことがクリアになります。内容を絞って対策しなければ永遠と沼にハマってしまうこともあります。

英検®︎準1級をなぜ勉強しているのか

コーチングでは必ず「なぜやっているのか」を大切にしています。目的なく学習をスタートされた方は目標がコロコロと変わってしまったり、続かなかったりします。期間を決めたらブレないようにお手伝いするのも英語コーチの良さと言えます。