「単語を覚えられない!」とお悩みですか?
「丸暗記はしたけれど、結局は使えない」という人も多いのではないでしょうか?
今日は、単語力強化に使いたいテキストと活用方法をご紹介します。
「知っている単語」の定義とは?
そもそも「単語を知っている」ってどういうこと?
- リーディングで単語と文脈から意味が理解できる
- 意味が言える
- 同義語を知っている。他の品詞が言える(例えば、「importantは形容詞で、名詞形はimportanceである」など)
- 単語を使って英文を作れる
- ネイティブスピーカーや他の人が言っているのを聞いて理解できた
- 実際に使ったことがある
理想は全部ですが、なかなかそうはいきませんね。
8回~10回その単語と出会う必要があると言われています。
単語力アップのお勧め本(中級者向け)
独学でも学べる、こちらの書籍をお勧めします。
Amazon: Vocabulary for IELTS with answers(Pauline Cullen)
Rakuten: Vocabulary for IELTS with answers(Pauline Cullen)
< 目的 >:元々はIELTS試験のボキャブラリー対策本です。短期・長期留学、あるいは英語を使って何かを学びたいと考える人にもお勧めできる本です。
< 内容 >:全25ユニット(音声CD付き)。Unit1~20はそれぞれ異なるトピックを取り上げています。Unit20~25はIELTS対策用の内容です。
4技能を使うボキャブラリー問題
ただ単語の意味を覚えさせる本ではありません。
IELTSが4技能(聴く・読む・書く・話す)のテストということもありますが、このテキストを使うと自然と単語の使い方が覚えられるようになっています。
流れはこんな感じです。
例えば、Unit 4はLifestyleというタイトルになっています。
リスニングでは、4人の人が一人ずつ話すのを聞いて
人生観を表す4つのタイプを表す単語から選びます。
また、同じ音声を聴いて、ディクテーション(穴埋め)問題もあります。
その後に自分に当てはめて書く問題があり、
リスニングで出てきた単語を自然と使うことができました。
他にはリーディングだったり、単語の間違えを見つけるエクササイズもあります。
単語を4つに分類しよう!
自分が使いたい単語を優先して覚えましょう。
・覚えるべき新しい単語
・もっと使う必要がある単語
・よく使い方を間違える単語
・トピック(テーマ)別の単語
マーカーなどでこれらの単語を色分けしてもいいですね。
最後までやり切るコツとは?
一回の時間は短く、週一回よりも毎日やりましょう!
洋書の参考書は文字が小さかったり、問題の指示が英語でやるのが億劫になることがあります。
この本に関して言えば、一度に全部やろうとすると結構時間がかかります。実は、私はこの本を一度は挫折しています。そこで、最後までやり終えるために、私は4日で1ユニットをやると決めて取り組みました。一回の勉強量を10~15分くらいに抑えてお昼休みなど隙間時間にやりました。最後のIELTS問題は時間がかかるので、時間を測ってやりましたね。
今後も洋書のおすすめ本の使い方を紹介させていただきたいと思います。