IELTSの受験を目指そうという人にとって、大きな壁となるものが2つあります。今回はどんなスキルが求められるのか、どのように克服できるのかについてお伝えします。
IELTSのリスニングとは?
IELTSは4スキル(ライティング・リーディング・リスニング・スピーキング)の実力を判定するテストです。その中でも、Band 4.5〜5.5を目指す人が苦労するのがリスニングです。
IELTSと他の試験(英検やTOEIC)との違いは?
・スペルミスをすると点数をもらえない
・1つの会話やモノローグが長い
・イギリス英語
スペリングを強化する方法
PCやスマホが普及した今、スペリングが弱い人がかなり多いです。IELTSテストで求められるのは、身の回りの単語です。例えば、月や曜日の名前だったり、kitchenやgalleryといったカタカナ語にもなっている語こそ落とし穴になります。
IELTSを勉強する人は期間も限られているケースもかなり多いです。「3ヶ月でBand5.0が欲しいです。」と言う一方で、Decemberが書けなかったりする訳です。無理やり対策を進めていくと、たいてい最後にリスニングの点が伸びないということになります。
音とスペリングを一致させる方法
急がば回れです。わずか40ユニットから構成されているので、
毎日30分やれば1ヶ月半もあれば終わります。
内容はイギリス英語の発音の基本が学べます。
単語を聞き取って穴埋めする問題を大量にやることで、
リスニングのPart1の下準備ができます。
残念ながら、この本だけではPart1が満点にはならないのですが、
本試験レベルの問題をやる前にやるのをオススメします。

イギリス英語が聞き取れない
日本の英語教育で触れる英語はほぼアメリカ英語が主流となっています。英検®︎2級が取れたとしても、イギリス英語初心者ということになります。発音の観点から言えば似ているようで大きく異なります。
また、使う語彙が異なることもあります。エレベーターはlift、駐車場はcar parkなどです。
ただ問題をやっていて「聞き取れない」という人はそこを練習して見てください。
長いリスニングが聞けない
最近の依頼で多いのが、TOEICは高得点(700点くらい)持っていてもIELTSのリスニングが聞けないというお悩みです。会話であっても長いリスニングを聞くことに慣れていないようです。
特にレクチャーになるとお手上げになってしまう人には「5W1Hリスニング」をやってもらっています。これは私が勝手に名前をつけました。
5W1Hリスニング
リスニングの素材を用意します。ノートに疑問紙を書きます。
Who
When
Where
What
Why
How
音源を聴いた後に、聞こえた情報を埋めていきます。
最初はメモ取りせずにじっと聴いて見てください。内容に集中する練習になります。
効率的にIELTSを取得されたい方は、体験レッスンにお越しください。
日本人講師がサポートいたします。