今回は、英検®︎準1級の「短文空所補充問題」についてお話します。

選択肢から知らない単語を選んでいる

英検®︎準1級で、「単語帳で語彙学習に取り組んでいるが結果が出ない人」がいます。

そんな方の解き方には共通点があります。

意図的に知らない単語を答えに選んでしまっていることがあります。実は私も学生の頃にこれをやっていたのですが、あまり得点に繋がりませんでした。

この場合、もちろん文脈に合うのかの確信もありません。

「単語を知らない」、「文脈に合うのかも自信なし」

このやり方で、正解が出る確率はかなり低いです。

まずは知っている単語に注目する

他の選択肢が知っている単語であれば、なぜそれが該当しないのかを考えましょう。

ここで「何となく」や「勘で違うと思った」という説明しかできないとしたら、

下記を考えてみてください。

✅ そもそも問題文の意味は理解できるか?


✅ 知っている選択肢が正解ではない理由を言えるか?


✅ 知っている選択肢に別の意味がないか?


✅ 知らない単語の接頭辞や接尾辞は知っているか?


✅ 知らない単語の別の語源あるいは品詞は知っているか?

知っている単語が該当しない理由が思いつかないなら、まだ正解の可能性があります。

また、日頃から動詞に力を入れておけば、形容詞や名詞などの別の品詞で出題されても意味の予測をつけることが可能になります。